シミ取りレーザー、どのシミでもできる?|シミの種類とレーザー治療について|世田谷スキンケアクリニック|祖師ヶ谷大蔵駅の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科

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シミ取りレーザー、どのシミでもできる?|シミの種類とレーザー治療について

シミ取りレーザー、どのシミでもできる?|シミの種類とレーザー治療について|世田谷スキンケアクリニック|祖師ヶ谷大蔵駅の皮膚科・小児皮膚科・美容皮膚科

2026年9月30日

シミ取りレーザー、どのシミでもできる?|シミの種類とレーザー治療について

シミの種類によって治療方法は異なります

「シミが気になるので、レーザーで取ってほしい」美容皮膚科では、このようなご相談をよくいただきます。一言で「シミ」といっても、実はさまざまな種類があります。代表的なものとして、

  • 日光黒子(老人性色素斑)そばかす(雀卵斑)肝斑ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)炎症後色素沈着

などがあります。これらは見た目が似ていても、原因や色素が存在する場所、適した治療方法が異なります。そのため、シミ取りレーザーは「気になるところにすべて照射すればよい」というものではありません。

まずは「どんなシミなのか」を見極めることが大切

美容医療でいう「シミ」は、医学的にはいくつかの異なる疾患を含む一般的な呼び方です。

例えば、日光黒子、肝斑、雀卵斑、真皮メラノサイトーシス、炎症後色素沈着などがあり、複数の種類が同時に存在することもあります。 

そのため、

「シミだからピコスポット」

と単純に決めるのではなく、まず皮膚科で診察を受け、シミの種類を判断することが重要です。

レーザー治療が適していることが多い「日光黒子」

日光黒子は、一般的に「老人性色素斑」と呼ばれるシミです。

顔や手の甲など、紫外線を浴びやすい場所にできる褐色の色素斑で、年齢とともに増えていくことがあります。

このタイプのシミは、レーザー治療の適応となる代表的なシミです。

美容医療診療指針では、日光黒子に対するレーザー・光治療は有効とされています。 

当院では、診察のうえ適応がある場合、ピコスポットなどを用いて治療を行います。

ピコスポット

気になるシミにピンポイントでレーザーを照射する治療です。

治療後は、一時的に赤みや色の変化、かさぶたなどが生じることがあります。

そばかす(雀卵斑)もレーザー治療の良い適応です

そばかすは、顔などに小さな茶色い斑点が複数みられる状態です。

紫外線の影響によって目立ちやすくなったり、年齢とともに変化したりすることがあります。そばかすに対してもレーザーや光治療が選択肢となる場合がありますが、日光黒子や肝斑などが混在しているケースもあるため、診察で見極めることが大切です。

注意したいのが「肝斑」です

肝斑は、両頬などに左右対称に現れることが多い、薄茶色の色素斑です。

「頬にシミがたくさんあるから、全部レーザーで取ってほしい」

という場合でも、肝斑が含まれていることがあります。

肝斑は、日光黒子とは治療方針が異なります。

美容医療診療指針では、肝斑に対するレーザー・IPLは、遮光や外用・内服などの保存的治療で十分な効果が得られない場合に、併用療法として検討してよいとされています。 

そのため、肝斑が疑われる場合には、最初から強いスポット照射を行うのではなく、肌の状態を見ながら治療方法を選択します。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)とは?

ADMは、頬骨周囲などに灰色~褐色・青みがかった色調の斑点としてみられることがあります。

一見すると「シミ」に見えますが、色素の存在する場所が通常の表皮性のシミとは異なります。

ADMに対してはレーザー治療が有効とされており、美容医療診療指針でもレーザー治療が推奨されています。 

ただし、日光黒子とは治療方法や治療回数、経過が異なるため、診断をつけてから治療することが大切です。

炎症後色素沈着は、すぐにレーザーをしないことも

ニキビや皮膚炎、傷などのあとに茶色く残る「炎症後色素沈着」。

これも「シミ」としてご相談いただくことがあります。

しかし、炎症後色素沈着の場合は、レーザーが適しているかどうかを症例ごとに判断する必要があります。 

まずは原因となった炎症を落ち着かせ、紫外線対策や外用治療などを行いながら経過を見ることもあります。

「シミだと思っていたもの」がシミとは限りません

もう一つ大切なのが、レーザー治療をする前に、他の病気ではないかを確認することです。

日光黒子に似た病変の中には、悪性黒子などの皮膚腫瘍が含まれることがあります。

美容医療診療指針でも、悪性腫瘍が疑われる場合には、レーザー治療前にダーモスコピーや生検などによる精査を検討する必要があるとされています。 「以前からあるシミだから大丈夫」と自己判断せず、色や形が変化した、急に大きくなった、左右非対称になった、出血するなどの変化がある場合は、まず皮膚科で診察を受けることが大切です

ピコスポットは「シミなら何でも照射」ではありません

ピコスポットは、シミなどの色素性病変に対して行う治療ですが、すべての色素斑が同じように治療できるわけではありません。

特に、

  • 肝斑が混在している
  • 炎症後色素沈着がある
  • ADMなど別の色素性疾患が疑われる
  • 皮膚腫瘍との鑑別が必要

といった場合には、治療方法を変える必要があります。

また、レーザー治療後には炎症後色素沈着などが生じることがあります。

「シミを取りたい」からこそ、まず診察を

シミ治療で大切なのは、

「どのレーザーを使うか」よりも、まず「何のシミなのか」を見極めること。

同じ「シミ」に見えても、適した治療方法は一人ひとり異なります。

当院では、皮膚の状態を診察したうえで、レーザー治療が適しているか、またどのような治療が適しているかをご案内しています。

「このシミはレーザーで取れる?」「ピコスポットを受けたいけれど、自分のシミに合っている?」「肝斑もあるかもしれない」

など、気になることがあればご相談ください。

診察のうえ、肌の状態に合わせた治療方法をご提案します。

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