2026年5月01日

プラセンタ注射とは
「プラセンタ」とはヒト胎盤由来の成分で、アミノ酸や成長因子、ビタミンなどを含みます。これを注射で体内に投与し、ホルモンバランスや自律神経の調整することを目的とします。
日本では
· メルスモン
· ラエンネック
という製剤を使用することが多いです。
更年期症候群のトラブル
更年期症候群では、女性ホルモン(エストロゲン)の低下により以下の症状が出ます:
· ホットフラッシュ(のぼせ・発汗)
· イライラ・不安・気分の落ち込み
· 不眠
· 肩こり・疲労感
プラセンタ注射の効果
プラセンタ注射は上記の症状に対して
· 自律神経の安定
· 血行改善
· 疲労回復
· 精神的な安定
といった効果が期待されます。
※ただし、ホルモンそのものを補う治療(ホルモン補充療法)ではないため、作用は比較的穏やかです。
投与方法
· 皮下注射または筋肉注射
· 週1〜2回程度が一般的
継続して受けることで効果を感じる人が多いです
保険適応について
メルスモン
更年期障害に対して保険適用です。(45〜59歳。症状を確認し、スコア化します。点数によって保険治療の適応になるか、自費になるか、こちらで判断いたします。)
ラエンネック
自由診療(自費)での治療となり、当院でも扱いがございます。年齢制限は特に設けておりません。
副作用・注意点
比較的安全性は高いとされていますが
· 注射部位の痛み・腫れ
· まれにアレルギー反応
などが起こる可能性があります。
また重要な点として
· ヒト胎盤由来のため、献血ができなくなります。(安全対策として)
治療が向いている人
· 軽〜中等度の更年期症状
· 疲労感や不眠が強い人
などにおすすめの治療です。
まとめ
プラセンタ注射は、 「穏やかに体調を整えたい人向けの更年期治療」です。
ただし、症状が強い場合はホルモン療法の方が適していることもあるため、婦人科での相談となります。
気になる症状のある方はお気軽にご相談ください。