2026年5月28日

手のひらや手指、足底にできやすい「硬いできもの」は、よく見ると魚の目(鶏眼)だったり、いぼ(ウイルス性疣贅)だったりします。見た目が似ているため混同されがちですが、原因も治療法も異なります。
魚の目(鶏眼)とは
鶏眼 は、皮膚の一部に繰り返し圧力や摩擦がかかることで、角質が芯のように硬くなった状態です。

特徴
・足裏、足指、靴が当たる場所に多い
・中央に硬い芯がある
・押すと痛い
・表面は比較的なめらか
・ウイルス感染ではないため、人にはうつらない
原因
・合わない靴
・長時間の歩行
・足の変形
・ヒールやきつい靴
治療法
1.皮膚科でメスなどを使い、芯を除去します。
2. 外用薬
サリチル酸入りの貼り薬や軟膏を使用します。
3. 原因の改善
靴を見直す
インソール使用
足への負担軽減
いぼ(ウイルス性疣贅)とは
尋常性疣贅はウイルスの1種であるヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することによって発症します。

特徴
・表面がザラザラしている
・点状の黒い粒(毛細血管)が見えることがある
・子どもや若年層にも多い
・接触で増えたり広がったりする
治療法
1.液体窒素療法
最も一般的な治療です。凍結してウイルス感染細胞を壊します。
2. 外用療法
角質軟化剤を併用する場合があります。
3. レーザー治療
自費で難治性の場合に行われることがあります。
自己判断に注意
市販薬で魚の目と思って治療していたものが、実はいぼだったというケースも少なくありません。
特に次のような場合は、早めの受診がおすすめです。
・数が増える
・大きくなる
・長期間治らない
まとめ
・魚の目は「圧迫による角質」
・いぼは「ウイルス感染」
・見た目が似ていても治療法は異なる
・自己処置で悪化することもあるため、迷ったら皮膚科受診を
足のトラブルは歩行や日常生活に大きく影響します。早めに正しく診断し、適切な治療を受けることが大切です。
お困りの症状がある場合はぜひお気軽にご相談ください。